何度も何度も、君は歌う。
生涯で私が絶対に忘れたくない景色がある。
突然それをここに残しておきたいと思った。
だから
何度も 何度も 僕らは歌うよ
一生一度の 奇跡握りしめ
頼りない夜に一つの光を
灯せたらいいのにな
こう、君は8月12日、夕暮れの味の素スタジアムで歌った。
ああそうか、NEWSはいつだって歌い続けるのか。
そんなの当たり前じゃんってそう思いたくても思えなかったそんな私の日々に、まさに彼らは一つの光を灯した。
もう彼らの歌が聴けなくなるかもしれないと、何故今までの私は思ったのか?バカだなあ。と、遠くで彼らが歌う姿を見て泣いた。泣きながら頭の中で自問自答したのを覚えている。
明日からもまた、分かつことのできない悲しみを抱え、言葉にならない思いや苦しみを隠しながら生きていく。私も、NEWSも、私の知らない「誰か」も。
けれど彼らの歌は、歌声は、そんな涙も拭ってくれる光として、希望として寄り添ってくれる。涙さえも光と化してくれる。
だから “ヒカリノシズク” なんだろうなあ。
心にしまったはずの涙さえも、彼らはそれを光に変えてくれる。
NEWSの歌があれば、私の世界が降り止まない雨になることはない。
彼らが歌い続ける限り、希望の光は生き続ける。